今回、モデルの着用撮影とジュエリーのイメージカット撮影は、写真家 Nobuko Baba氏にご依頼しました。過去の作品を拝見する中でまず惹かれたのは、写真から感じるやわらかな空気感でした。画面の中に流れる光や影がとても自然で、その場に漂う香りや空気の質感まで伝わってくるような作品の数々。そして、品がありながらもどこか身近に感じる安心感もありました。「日常に寄り添う」をテーマとしているANAPNOEにとって、その感覚はまさにブランドが大切にしている世界観そのものです。飾りすぎず、自然体でありながら、ふとした瞬間に心を動かす。そんな写真を撮る彼女に、今回の撮影をお願いしたいと強く感じました。当日の撮影では、穏やかな光が差し込む中、モデルの呼吸や仕草に合わせてジュエリーがきらめき、ひとつひとつの瞬間が「ANAPNOEらしさ」として形になっていくようでした。イメージカットの撮影でも、こちらの要望に根気強く対応していただき、どれも素晴らしいカットに仕上がりました。ひとつひとつのカットに込められた光と温度が、ANAPNOEの世界観をより豊かに広げてくれました。この出会いに、心からの感謝を込めて。